2005年8月6日、心弦の9名が上海音楽学院にて中国国家二胡検定試験の4級にチャンレジしてきました。以下、受験レポートします。
検定試験は二胡だけではなく、琵琶、笛、笙など他の民族楽器の試験もあります。私達は今年二胡の4級に挑戦しました。(受験案内はすべて中国語!)
試験前日。ホテルの宴会場を借り切っての直前練習。
最後の追い込み。皆真剣です。
試験当日。台風直撃なのに朝からすごい熱気!二胡試験は2日間行われますが、4級は初日。初日だけでも約600人の受験生が受験します。
受験番号で時間と受験会場が割り振られているのですが、直接会場には入れず、まずは待合室で待機。スタッフのお迎えが来るのを待ちます。
スタッフに誘導され、試験会場へ。
教室前で座って自分の番を待ちます。緊張の瞬間です。
子供達(ライバル!)も大人しく順番待ち。
教室の中では試験をやっているのに、皆廊下で思いっきり練習してました。
隣の子の早弾き練習が何気にプレッシャー。
(注)これはイメージ写真です。試験本番の画像ではありません
いよいよ本番!
4〜5名ずつ教室内に呼ばれ、1人ずつ試験官の先生の前で指定された曲を弾きます。曲目(事前に4曲指定)や曲数、途中まで弾くか最後まで弾くか、などは各試験官の裁量に委ねられているようです。
筆者の場合は2名の試験官の前で2曲、最後まで弾くように指示されました。
試験会場の外で試験が終わるのを待つ受験生の父兄たち。
さながら空港で海外のタレントの到着を待っているファンのような熱気!
中国でも「お受験」は一大イベントのようです。
合格を祈念して記念撮影。
試験終了後、楽器博物館を見学。こんな楽器見た事ない!
(革胡といい、民族オーケストラのなか、チェロのよう、低音部を担当)
「編鐘」って、どんな音かな〜?
二胡関係の譜面やCDがたくさん!(学院併設の音楽書店にて)
リラックスタイムは少林寺拳法のステージ観賞
憧れの王永徳先生と記念写真!
 
以下、心弦受験者のコメントを紹介します。
 
 私にとっては、検定試験もさることながら、今年の四月から本格的に学び始めた中国語の実践の場でもありました。検定試験は小部屋でのマンツーマン形式、試験官とのコミュニケーションも無難にクリア(?)、勉強してきたかいがありました!(もっとも、試験後の昼食の際に「店員さん」と呼んだつもりが発音を間違え、「父さん母さん」と言ってしまい、店中の人間がいっせいに私の方に振り向いた、というおまけまでつきましたが・・・。)
 今回は2泊3日の短い旅程での二胡検定旅行。妊婦で、かつ台風襲来とあって、結局、空港と宿泊先のホテルと上海音楽学院を移動しただけの3日間でした。ひたすらホテルの中華を食べ続けましたが、5つ星ホテルの中華料理は、イマイチ私の口にはあいませんでした。せっかくの上海なのに、おいしいものが食べられなかったのが一番心残り。
印象に残っているのは、昨年、「あんたたちどこの民族の人?」と聞いてきた、CD屋のお姉さんが、我々を覚えていてくれたこと。「また来たのね」という反応でした。検定試験は、さすがに4級になると、回りの子供受験生のレベルが極めて高く、ずいぶんと自慢気な様子でした。試験監督の先生は、やはりスピード感重視で、テクニカルな面をしっかり見ているので、ごまかしが効かないぞ!という感じでした。練習曲、喜唱豊収を弾いて、更に競馬(さいま)の頭まで弾いたところでストップがか
かり試験終了。まさか3曲も弾かされるとは想定外。来年は練習曲は必須と心積もりして、あと楽曲のうち「コレは完璧!」というのを1曲仕上げて試験に臨みたいです。
 試験では譜面台の使用が許可されていたので、楽譜を見ながら弾き始めましたがすぐに試験官の先生が立ち上がり譜面台をそっと横にずらしました。そう、弓の押し引きや手の動きをつぶさにチェックされていたのです!曲を途中でつまずかないように弾き切ることしか考えていなかったので内心焦りました。
今更ながら基本が大切と実感・・・。
 今回は台風直撃にもかかわらず無事に試験を受けられて本当に良かったと思います。問題の中味はと申しますと、予想を裏切られた私はあっぷあっぷしてしまい最初から最後まで気持ち悪い音色を響かせてしまいました(しかもやたら長い)。
そして最後の審判を目の前にいるやさしい顔して厳しそうな試験官に委ねる事になったのです。これで受かったらばんばんざいなんですけどねぇ。。
それにしても私のスローな演奏&長い曲をうとうと(寝てました??!)しながらも最後まで弾かせてくれた先生(試験官)はやはりお優しい方なのかもしれません。
何はともあれ今回も無事に終わりほっとしています。来年もまた頑張りたいと思います。
試験後の飲茶バイキングは最高でした(ホテルの週末限定プラン)!
 8年ぶり の大型台風"麦沙(マーサ)"を道連れに上海に上陸した私たち。台風の目となるか、 木っ端微塵に吹き飛ばされるのか。まずは無事に受験できてよかったです。熱心にご指導くださったウェイウェイ先生、一緒にがんばったお仲間、親切に受け入れてくださった王先生はじめ上海音楽院のスタッフに感謝です。応援してくれた心弦のみなさんにもお礼申しあげます。台風がうまくタイミングをそらしてくれたのは皆さんの声援のおかげです。ありがとうございました。次の5級はまたまたハードルが高そうですが、楽しみながらがんばりたいと思います。
 今年の検定試験は、中々練習の進まない私にとっては、かなり厳しい夏となりました。そのため、受検を断念しようかと、一瞬頭をかすめましたが、できないのではなく、やっていないだけで、今しかできないことをなぜ、必死にやれないのかと悔しさが込み上げてきて、それからは、とにかく夢中で頑張りました。8月6日、試験を終えた仲間の笑顔は最高でした!今年も目指す山を一つ登りました。一人では登れなかった山を…
 思い起こせば昨年の12月。4級練習開始の頃・・・ 、3級の曲と比べて、そのスピード(テンポ)の速さと指の動きに驚き、また 明らかな+1級の重み を痛感していました。固まりだした関節で、かなり難有りのビブラートとぎこちない3・4指。弦に寄ってこない1指。運弓は上下動、前後動と不安定で、基本が出来ていない!
・・・自分の限界と4級への不安を感じたものでした。
今、その限界に挑戦して帰ってきています。不思議なものですネ。 58才の病人にも、成長の痕跡は有るんですね。仲間の支援と良き刺激が 相乗効果を発揮し、ささやかでも 成長をものに出来たことに、格別の喜びの気持ちでいっぱいです。自分自身、決めつけずに 努力していれば 小さい可能性も大きく育っている驚き。病気再発におびえず、情熱をもって取り組むことの充実感。
同じ目標を持って 助け合い 励まし合う 年齢を超えた貴重な仲間たちと共にいる喜び。
など振り返って今かみしめています。
さて、さて、そうは言っても 本番は戦場です。場慣れしてない私に容赦なく浴びせてくる同じ4級キッズの機関銃演奏攻撃(これが上手)。バーゲン会場のような騒々しい試験会場周辺。優しい試験官の心憎いばかりの中国語。
落ち着きを無くしたままの演奏開始。・・・、予想外のミス多発に悔しさがいっぱいですヨ。合否は判りません!
でも買うのは自由(と、誰かが言ってました)。私、上海音楽学院側の音楽店で来年度の為に 5級のVCD買って帰りました−。
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