2006年7月30日、心弦の9名が上海音楽学院にて中国国家二胡検定試験の10級と5級にチャンレジしてきました。以下、受験レポートします。
ホテルの部屋だって立派なレッスンルームです。
残された時間を精一杯有効に使って練習。


本番直前!わずかな時間も無駄にせず各自集中力を高めます。
今年の(も?)ライバルは子供たち。
試験終了後、王先生のお弟子さんの演奏を聴かせてもらう。
曲を弾く前のあどけない表情と演奏開始後の表情の変化に全員驚く。
憧れの王先生、張先生、応援に駆けつけてくださったウェイウェイ先生を囲んで記念撮影。
合格を祈願して上海音楽院の前で記念撮影。
今年は改装工事中でまわりの風景が昨年とかなり変わってます。
音楽院前にCDを売ってるおじさんが・・・。
(正規販売店ではなく路面の海賊盤店)
なんとこんなものを発見!
(左下に注目なんとウェイウェイ先生の「プレイズ・バカラック」が!
お店の人曰く、「この人(ウェイウェイ先生のこと)、有名な人だよ!」)


試験終了後全員で、眺めのきれいなケーキ屋さんへ。
みな充実感一杯&リラックスの表情です。
ケーキもおいしかった!

ウェイウェイ先生と一緒に外灘へ!美しい夜景にしばし時間を忘れます。
夜景とカップル(?)をバックに記念撮影。


ウェイウェイ先生と薬膳料理を楽しみました。
魯迅ゆかりの地、「多倫路名人街」に行ってきました。
魯迅公園にも行ってきました。自由に楽しくダンスをしている集まりを発見!
おもわずつられて一緒に踊ってしまいました。
大満足!充実の検定ツアーでした。
 
♪♪ 上海での検定参加者の方々からのコメントを紹介します ♪♪
 
 検定試験も今年で3回目を迎えました。<br>
これまでも壁に何度もぶちあたり今までどうにかハードルを超えて来たのですが前回までは初級。今回からは中級とあって初めて曲を聴いた時、レベルの高さ、スピードの速さに硬直しました。こんなの無理ーーーって思ったのですが、とりあえずやるしかない。試験1ヶ月前になっても全然弾けなくてため息の連続。でも今までも何とかやってこれたし今回も大丈夫!と変な自信を持ちつつ、試験の日を迎えました。<br>
 演奏は緊張で上手く弾けなかったものの、達成感はありました。少しずつですが音色が変わってきたのと、上達しているのが感じられ検定の成果が出ているのかなとうれしくなりました。苦手な部分もこつこつ頑張れば弾けるようになるんです。そう信じて来年も頑張りたいと思います。<br>
 今回お忙しい中ご同行して下さったウェイウェイ先生、検定の皆様には大変お世話になりました。毎年検定旅行は試験だけでは終わらず、今回もグルメに観光に全てが充実した時間を過ごす事が出来ました。本当に有難うございました〜!!
 二胡検定を目指すようになってから、早くも4年目の夏が終わりました。
年々、変わりゆく上海を訪れて楽しめるのは、次第に難しくなる課題曲に四苦八苦する一年から、暫し開放されるご褒美だからでしょうか?
 当初、壁を乗り越えたくて始めた検定試験でもありましたが、今年の5級を受けた後に、やっと、少しずつではありますが、自分の中の壁が壊れ始めた気がします。何事も、続けていけば、いつかは乗り越えられると信じて、これからも、挑戦する喜びを味わいながら歩んでいきたいものです。
“我高興的時候拉二胡.我不高興的時候拉二胡.我身体不好的時候拉二胡.”
(私はうれしいときに二胡を弾き、不機嫌なときにも二胡を弾き、体調が悪いときにも二胡を弾きます。)
 Weiwei先生の恩師である上海音楽院の王永徳先生の言葉です。
二胡を演奏すると、つまらない愚痴や不平は吹き飛んで元気いっぱいになるそうです。それに、普段から二胡と喜怒哀楽を共有することは、慰めになるだけでなく、演奏の際に感情を音楽に投入するときに活きてきます。「検定試験」を通じて、音楽と人生のヒントをもらえた気がしました。
 「親友は二胡」です。改めてこの楽器の奥深さを感じ、出会えた幸せを感じています。
 今年で3回目の検定試験、初の暗譜で臨みましたが、昨年までの試験会場が改修工事のため使用できず、今年は教授のオフィスらしきところで受験。試験官との距離は目と鼻の先で、あまりにも緊張してしまい、1曲目の途中フレーズが出て来ず、頭の中が真っ白になりました。とは言うものの、2曲目を弾き終えたとき、試験官より“とても良かった”との言葉をかけて頂きました。何とかリカバリーできたのでは…と、後は合格を祈るばかりです。
 今年二回目となる検定の旅。上海の空は一昨年と同じように青空でした。違うのは一児の母となり、1歳2ヶ月になるその子を父親と祖父母に預けてこの旅に出たこと。後ろ髪を引かれるような気持ちでしたが、現地に着いた途端に検定受験モード一色。ひたすら普段の練習不足を補う気持ちでホテルの部屋で練習しました。前日にあまり練習しては疲れるばかりとは思うのですが、やっと集中する時間が取れて・・・緊張はあったものの嬉しかったですね。主婦にも一年に一度くらいこんな時間があるとやっぱりいいよなぁ・・・なんて。旅の疲れもどこ吹く風で結構リフレッシュしました。さて、翌日の試験はというと、酷暑の中昼過ぎに始まったそれは以外にたんたんと進んでゆき、待ち時間がほとんど無く、あっという間に終わったこともあってほどよい緊張感で挑むことができました。通訳としてたまたま一緒に入って下さったウェイウェイ先生のお陰もとても大きいです。この一年・・・あまりの練習不足に「止めようかな」と思ったことも数度ありましたが、やはり続けていてよかった。限られた時間の中でやれるだけやって多少の悔いが残ったとしても、終わったあとの達成感というか、充実感は何にも代えがたいものでした。試験後にはとても美味しいお食事、上海外灘の夜景を観に連れていって頂いたり、楽しかったです。ウェイウェイ先生、現地での通訳をかってでて下さっていろいろ面倒みて下さった横関先生、クラスのとても温かいメンバーの皆様、この場を借りて御礼申し上げます。お陰さまでとてもとてもよい旅でした。ありがとうございました。
 昨年の妊婦参加に引き続き、今年は生後8ヶ月の乳飲み子を置き去りにしての検定旅行となりました。今回の課題曲は3曲でしたが、そのうちの大本命「燭影揺紅」のレッスンがちょうど2ヶ月間の産休期間中にあたったため独学になり、残り2曲を本格的に練習し始めるころには怪獣と化した娘がつかまり立ちで練習中の二胡に攻撃を加えてくるという状況に陥ってしまいました。そのため、練習の多くが、実際に「弾く」ことよりも、Weiwei先生のレッスンでの指摘事項を思い出しながら楽譜を目で追ってイメージを作り上げるシミュレーション的な方法になりました。
 試験本番は、一番最初に何の準備も緊張もする間もなく試験会場に入れられ、「なんでもいいよ、弾いて。」と言われたので「燭影揺紅」を演奏しました。試験官の先生は、リズムを足でとりはじめ、傍らに腰掛けていたもうひとりの先生と「音色はいいんだけどねーーー」みたいな批評をし始め(私は中国語がある程度分かりますので)、「あーー、ピーピンされてるよ。」と余計なことばかりが頭の中を巡り、全く集中できないまま途中で演奏をストップされ、次の曲へ。
  2曲目は「阿美族舞曲」。この曲は途中で第1指の位置のズレを指摘され、さらに途中のアレグロ部分からの再演奏を指示されました。この途中からの演奏というのも曲者で、全体的に満足のいく演奏はできませんでした。が、どんな状況でも安定した演奏ができないというのは、所詮その程度のレベルにしか達していないんだなーということを実感させられ、今後の克服すべき課題が明確になりました。
  検定試験の本当の意義は、合格不合格に一喜一憂することではなくて、今の自分の持つ力と今後の課題をこうやって見つけていくことなんだなーということを改めて発見することが出来ました。
今年から5級にいきなりの検定参加。最初のハードルは初回レッスンで現れました。練習曲のための早弓音階が弾けない。。。。正直、結構ショック&同時に焦りました。それから毎日ゆっくり早弓の練習。これほどすぐに結果につながらないものはないんですね。
  でも、ここで辞めたら次に繋がらない。焦らず諦めずじっくり二胡と向かい合う。ウェイウェイ先生がいつもおっしゃっている「焦らず徐々に」「楽器を信じて音色に責任をもつ」この大切さをひしひしと実感しました。今までは気分が乗らなかったり躓くと、潔く「気分転換」と称して二胡を放り投げていましたが、それでは本当の意味で二胡には近づけない。「今日は弾く気分じゃないや」と思って途中で練習をやめても気がつくとケースを開けて二胡に触れている自分がいる。検定試験間近になって演奏を聴いてくれた仲間が「早弓が苦手だった半年前が嘘のようによくなったね」というコメントをくれました。
 本番はがちがちに緊張はしなかったものの予想外の部分で音が外れましたし、試験官の先生からやはり「もっとリラックスして弾いて」というアドバイスを頂きました。これは次回に活かしたいです。壁にあたってこそ上達の意味がある。弾ける→二胡でうたえるようになるまで努力する。
どうしたらよいのか分からない時には楽器に聞いてみる(それでも答えが分からない時も多々ありますが)二胡との接し方も以前より少し成長したように思います。
3回目の検定受験から体調が悪く、よりによって5級の検定課題曲が発表された直後、入院となってしまう。5月末退院はしたものの8Kg痩せて体力激減。すぐに意地と気力で通勤開始したものの、帰宅後二胡練習の元気は殆ど無く、しかし検定日まで1ヶ月半となった頃には二胡感も戻り、30分単位ぐらいで練習できるようになり、いつしか夢中に練習していました。今回は時間はなかったけど自分なりにやるだけやった。
2回目は時間は十分だったのに何か不安で・・・、何故か不十分な状態でも満足感がありました。一緒に練習してきた仲間と5級を受験できることがとても嬉しいことだったんです。病気上がりの私を励ましてくれていたんです。今回は特に嬉しいことが多かったんですヨ。

1.巫師範が上海音楽学院の試験場に通訳として特別に同行してくれました。
大変心強い事でした。

2.私の場合は偶然にも二胡大家の有名な先生が審査にあたりました。
巫師範の恩師でもあり大変感激でした。

3.坂下先生が最高レベルの10級を受験し、直後に試験官の先生が賞賛されたそうです。日本から受験した最初の10級合格者!ですね。

4.1歳児の母が2名受験したんです。子育ての合間で練習しやりくりして大変だったでしょう。本当に二胡が好きなんですね。心弦にはそんな魅力があるんですね。

5.病人の私は、二胡に癒され、仲間に元気づけられ、心弦に育まれ、そして検定受験が出来たこと、みんな満足感の証です。生きている証ですね。
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